監修者Editorial Supervisor
川上憲人
東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野・教授

略歴
1981年 | 岐阜大学医学部卒業 |
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1985年 | 東京大学大学院医学系研究科 医学博士課程(社会医学専攻)修了 |
1985年 | 東京大学医学部助手 |
1992年 | 岐阜大学医学部助教授 |
2000年 | 岡山大学医学部教授 |
2006年 | 現職 |
役職
- 日本産業ストレス学会副理事長
- 日本産業衛生学会理事(2013年5月~)
- 日本産業精神保健学会理事
- 日本ストレス学会理事
- 国際産業保健学会理事他
研究活動
約30年間にわたり職場のメンタルヘルス他に関する研究を行い、多数の論文を公表している。わが国における職場のメンタルヘルス研究の第一人者。特に研究成果を現場に活かすことを重要と考え、このための活動を積極的に行っている。
1999年には、労働省研究班で「仕事のストレス判定図」を開発し、職場組織のストレス評価を可能にし、職場組織のストレス改善ツールを開発した。2012年には厚生労働科学研究班の代表として「職場のメンタルヘルス不調の第一次予防の科学的根拠に基づくガイドライン」を開発するとともに、ポジティブなメンタルヘルスを評価できる「新職業性ストレス簡易調査票」を作成した。2012年からは東京大学「職場のメンタルヘルス専門家養成コース」を開講した。2013年からは「健康いきいき職場づくりフォーラム」の主催者の一人として、ポジティブなメンタルヘルスを実現できる組織づくりを推進している。